諏訪の隠れ里、後山の里山をリブランディング
後山とは諏訪湖の南西にある「後山地区」のこと。20世帯ほどの小さな集落で、住民の半数以上が60歳以上の高齢者という、いわば限界集落です。
この後山地区の住民によって守られる豊かな自然環境の元で育まれる松茸をはじめ、養蜂、農業、畜産など、さまざまな特産品の販売を目標として、地域全体のリブランディングを行いました。
具体的な施策といたしましては、地域のイメージ訴求のためのブランドブックの制作、弊社ECサイト「カチカッテ」による特産品の販売およびプロモーションです。当事者では見つけられない価値の創造を行うことで地域を活気づけることを目指しました。
-
Categories:
-
Client:
諏訪後山ブランドプロジェクト実行委員会 -
Credit:
- Direction 合同会社ヤツガタケシゴトニン
- Design 合同会社ヤツガタケシゴトニン
- Catch Copy 合同会社ヤツガタケシゴトニン
-
Release:
2022/02/28 -
URL:
食を通して、消費者とつながり、住民によって守り続けられた豊かな里山の環境を後世につなぎたいーー。
そんな秘めたる想いを伺った時、私たちに何ができるかを考えました。 山奥の小さな集落なので、生産品の収穫量も少なく、地元周辺でしかなかなか食べることができませんが、どれも品質の高いものばかり。
「オレらは普段から食べてるからこういうもんだと思ってるけど、よその人が食べると『おいしいおいしい』って言ってくれるんだよね」 集落での出来事をいつでも楽しそうに話し、農作物についての情報交換も活発。
ここでの営みに誇りを持ち、暮らしの豊かさに溢れている後山のみなさんと共に、新しいチャレンジを続けています。