大正15年に創業し、現在も諏訪・蓼科地域の観光を牽引する合同会社親湯温泉様が主体となって進められた「諏訪地域のインバウンドの地方誘客や消費拡大に向けた観光事業」の一環として実施される「日本の神様を学ぶ諏訪大社四社を巡る参拝バスツアー」の特設ページを制作させていただきました。日本語、英語、フランス語、中国語の4ヶ国語展開をしています。
当ツアーは親湯温泉様により、海外からのお客様に諏訪に訪れてもらうためのいくつもの施策が講じられており、それら一つ一つの魅力を打ち出すことに重点を置いて進めさせていただきました。
-
Categories:
-
Client:
合資会社 親湯温泉 -
Credit:
- Direction 合同会社 ヤツガタケシゴトニン
- Design 合同会社 ヤツガタケシゴトニン
- Photo 袴田和彦
- Front Engineering 須田真彦
-
Release:
2023/11/25 -
URL:
特別な施策として1つ目に挙げられるのは、国の登録有形文化財に指定されている「旧料亭信濃」で、かつて皇族に振る舞われていたディナーを再現して提供されるということ。旧料亭信濃の醸し出す日本ならではのわびさびや、皇族に振る舞われていたという歴史的な深みを感じていただくために深みのある写真を撮り下ろし、そのイメージに合わせたトーンで統一いたしました。
2つ目には、新たに開発されたスマートフォンアプリ「Suwa Taisha NAVI」を片手に全国に約10,000社もある諏訪神社の総本社である諏訪大社の4社全てを専用バスで巡るということ。「Suwa Taisha NAVI」は多国語展開されているため、言語の壁なく諏訪大社の歴史を学びながら観光できる点が大きな魅力です。その臨場感を感じていただけるようなページ構成にいたしました。
3つ目には、諏訪の誇る酒蔵「諏訪五蔵」を代表し「真澄」で日本酒の試飲をできるという点。広々とした試飲ルームでゆっくりと試飲をしていただける様子を感じていただけるように配慮いたしました。そして、最後には上質な宿「萃sui-諏訪湖」もしくは、比較的泊りやすい価格の「上諏訪温泉しんゆ」のどちらかを選べるという細かい心配り。
こうした細かな配慮を張り巡らされた特別な体験をお届けするツアーページということで、デザイン上でも上質さや繊細さ、そして歴史を感じる重厚感を感じていただけるように配慮をさせていただきました。